2008/10/8 水曜日

暴落記念日

Filed under: 株式よもやま話 — Hamu @ 13:59:09

今日は日経平均が-952円。真っ黒です。

この10日間で、日経平均は約23%、東証二部指数にいたっては、約27%も下げました。

通常これだけ下げると、いくらなんでも下げすぎということで、どこかで反発するものですが、今回のはそういいながら毎日恐ろしく下げ続けています。市場の意見をまとめると、以下のようになります。

・外国人が換金売りしている。これがいつまで続くかは分からないため、それまでは買えない。

・世界的な金融危機の出口が見えず、また、その影響 がどれぐらいなのか想像もつかない。

・今回は景気悪化の入り口。これから長い不景気が続く。

・ 指標面では割安だが、これから下方修正が相次ぐことが予想されるため、割安性では買えない。

ということで、みんな売っているわけです。ただ、外国人の換金売りとか、個人の信用追証による投売りとかは経済合理性に基づいてというよりは、売る必要があるから売っています。私の私見では、今回の下げは上の要因を加味しても、さすがに行き過ぎではないかと思います。

どこかの証券会社が試算していましたが、来年、再来年と全企業の平均で2期連続の減益となり、その後永久的に成長がないと仮定しても、今の株価は割安だそうです。

2002年に日経が7000円台に入ったときも、世も末的な状況でしたが、そこが絶好の買い場でした。

今回はまだ日経が9200円ぐらいで、前回のそれにはまだ道半ばとも見えますが、 前回から今回にかけて企業は株主資本を留保していますので、実際の割安度的は日経7000円台の時より下げているともいえます。

ちなみに、2003年4月末時点(前回の大底)のPBR1倍割れ銘柄の全銘柄に対する割合は、約63%。

今日(10/8)の時点で、 なんと、約77%もの会社がPBR1倍割れで、2003年当時を上回っています。

マーケットは戦場、人の弱みに付け込むのが勝つ人だとすると、ここから時間分散して、こつこつ買っていく人が大勝利を収めるのではないかと、個人的に思っています。

2008/8/14 木曜日

真っ黒

昨日アーバンコーポレーションが破たんし、今日は不動産流動化関連、中小不動産デベロッパーが軒並み大幅安となりました。

それと、相変わらず、中小型株、割安株への売りも止まないようです。

trendmap.png

http://jp.kabumap.com

今日の引け後のトレンドマップ速報ですが、こうして見ると、中小型とか、逆張りとか、割安とか、低位とか、いわゆる個人投資家と関係が深そうなところが真っ黒です。いくら夏とはいえ、黒すぎ。

やはり、これから本格化するであろう不況をいち早く株式市場は折込にいっているのだと思います。

ちなみに、今日の引け値ベースでPBR1倍割れの銘柄数を数えてみると、2465銘柄(全体の約61%)もありました。PBR0.5倍割れでやってみても、 全体の796銘柄(全体の約20%)もありました。更に、PBR0.3倍割れで数えてみても、188銘柄もありました。

いかに異常な状態かが分かります。ここであえてリスクを取るのはやはりリスクが大きいですが、チャンスが近づいていることも事実です。秋口から冬にかけてぐらいでしょうか。その時のために、お金を貯めておきたいものです。

2008/8/7 木曜日

第1四半期決算

Filed under: 株式よもやま話 — Hamu @ 14:14:18

第1四半期決算の発表が続いていますが、8日にピークを迎え、来週中にほぼ出揃います。

ここまでの経過を見てみると、予想はしていたものの、第1四半期が前年より悪くなっている銘柄や、業績の下方修正をする銘柄が続出しています。

しかも、そこそこ良い決算に対しては株価は少し好感する程度ですが、悪いものに対しては、とことん売り崩されるケースが目立ちます。特に小型株や割安株にその傾向を感じます。その状況を見て、決算の前に一度売却して、決算の様子を見る投資家も多いように見受けられます。

決算発表後は良かれ悪かれ、買いやすくなるのですが、現状を見ると、決算を発表した会社にもなかなか買いが入らないようです。

来週に入ると、決算がほぼ出揃ってくるので、そこで何か潮目が変わることを期待しているのですが、暑さともども、まだまだ厳しいですかね。

2008/6/13 金曜日

円安に乗っていけない株式市場

Filed under: 株式よもやま話 — Hamu @ 17:27:22

為替(ドル円)があれよあれよという間に108円まで来ました。何のとりえもないように見える米国ですが、ドルは上がっていく。為替相場は難しいです。

 一方の株式市場ですが、本来なら円安は企業収益を外需(輸出)に頼る日本にとってはメリットで、もう少しプラスに反応してもいいように思いますが、なかなか上値が重いようです。今日は日経平均が+85円程度と反発しましたが、一部の大型輸出株が引っ張っただけで、全体的には強さはなかったと思います。

個人投資家もまだ病み上がりで元気には動けない状態という印象です。新興株の指数とかを見ると、確かに底値からは反発しましたが、それまでの下落を見ると、まだ2合目といった感じで、ここまでの傷が癒えるには全然足りないということでしょう。

逆に言えば、新興市場の割安株なんかはまだまだ投資のチャンスではないかと個人的には思います。

来週は四季報発売。四季報を見届けてから動く投資家も多いのでは。とにかく、市場が盛り上がってくれることを祈るばかりです。

2008/6/5 木曜日

クリーンテック・バブル

Filed under: 株式よもやま話 — Hamu @ 16:21:56

最近の株式市場では、太陽電池関連銘柄とか、リチウムイオン電池関連とか、風力発電関連とかやたら物色されています。ただ、今日に関して言えば、過熱感で大きく下げる銘柄も目立ったようですが。

いわゆる「クリーンエネルギーテクノロジー」ということで、カブドットコム証券の山田勉氏がザイオンラインで取り上げていました。

http://zai.diamond.jp/servlets/Query?SRC=zai/serial/column&cate=yamada&art=9

 「クリーンテック・バブル」と最後に「バブル」がついているところに、一抹の危うさがありますが、このテーマ(バブル)はまだ始まったばかりのような気がするので、関連銘柄を探してみるのも一考かと思います。

本来は、エネルギー価格や資源価格が上昇してネガティブな面が株式市場に影響を与えるのですが、逆にそれによって恩恵を受ける銘柄が注目を浴びるというのは、日本の株式市場も捨てたものではないなと思います。

2008/4/23 水曜日

なぜか?底堅い最近の株式市場

Filed under: 株式よもやま話 — Hamu @ 11:09:09

日経平均はちょうど1ヵ月程前に1万1691円まで下げて以降、じりじりと上昇が続いています。

 その間に何が起こったかというと、為替が円安に反転したことが一番大きな要因ではないかと思います。

ただ、その他の状況を見ると、企業業績は下方修正が相次ぎ、相変わらず資源やエネルギー価格が上昇、政局も不安定など、明るいニュースはほとんどありません。

そんな中での上昇は何を意味しているか。

例えば、7718のスター精密は4月10日に2008年2月期の決算発表を行いましたが、2008年2月期が大幅な増収増益で着地したのに対し、2009年2月期の予想は、減収かつ16%程度の減益予想となりました。

翌日の株価がどうなったか。株価は大幅に反発し、現在まで4割近くも上昇しました。

ちなみに、決算発表までの株価がどうだったかというと、2007年10月の高値から67%程度も下落していたのです。好調な業績にもかかわらず大きく売られていたのは、2009年2月期以降の業績の落ち込みを懸念してのことだったといえます。

そして、2009年2月期は懸念通り、減収減益予想となったわけですが、心配していた程の大きな落ち込みではなかったことと、当面の悪材料が出てしまったことで株価が底を打ったということです。

同じようなことは他の銘柄でも起きていて、悪材料が既に織り込まれた結果、下がりにくくなっているように思えます。つまり、売る人はほとんど売ってしまったと。

そういう意味では、現在の市場には妙な強さを感じます。ただ、投資家が自信を持って買っているかというとそうではなく、相対的に売る人が少なくなったから上がっているように思います。

特に、小型株は安いと分かっていても、まだ手を出す人が少ない。決算をまたぐのは怖いというのもあるでしょう。決算が出揃って小型株にも物色が回ってくるようになれば、ムードはぐんと良くなるのではと思います。

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