※記事中のリンクについては配信当時ではなく、最新データとなっております。
目次
超円安と物価上昇局面を乗り切る投資戦略とは?
株式市場は、安値圏での一進一退が続いています。
ドル円の為替レートがついに150円を突破しましたが、日銀の介入もあり、現在は147円台で推移しています。(10月26日16時時点)
米国では引き続き物価高への懸念が根強く、FRBのタカ派的コメントも相まって、米国の金利上昇と株安、ドル高につながっています。
以下は、NYダウの週足チャートです。

今後の見通しですが、これだけ悪いニュースが続いていますので、米国の物価高の減速や景気減速といった好ニュースが出てくれば、反応しやすい地合いにはなっていると思います。為替もさすがに行き過ぎたレベルとも言えるため、金利反落の兆しが見えれば、円安も落ち着くのではないかと思います。
逆にいえば、このまま米国の物価や金利に減速の兆しが出なければ、さらに円安が進む可能性もあります。
国内の不安材料といえば、円安を機に進んでいる物価高です。国民の生活に悪影響を与え、それが景気や企業業績の悪化にもつながっていく懸念があります。
国内の株式市場については、重苦しいムードで株価も停滞しています。しかしながら、これだけ悪いニュースが多い中でも底割れしないのは「株価に割安感がある」ことと「円安による業績の押し上げ効果」だと思います。これから中間決算発表が本格化しますが、業績自体は今回の決算についていえば、堅調な内容が多いのではと予想します。
今回の銘柄選びですが、中長期的な物価の上昇に備えるために、企業の資産価値に着目したいと思います。
my株 厳選スクリーニング
今回は、企業の資産価値に着目し、低PBRの銘柄を抽出します。PBRは企業の株主資本に対する株価の割安性を示す指標ですが、これが1倍を下回ると、一株当たりの株主資本を株価が下回っているということになります。
これから物価高(インフレ)が進むと、よりモノ(資産)を持っている会社が有利になると考えることが理由です。
・直近四半期実績PBR(倍):0.8以下
・今期予想配当利回り(%):3以上
・時価総額(億円):1000 以上
・今期予想売上高経常利益率(%):10以上
・並び替え: my株総合スコア 降順
PBRが0.8以下と株価が資産価値を大きく下回っている銘柄で、予想配当利回りが3%を上回っている銘柄です。収益率が高い銘柄に絞るため、予想売上高経常利益率が10%以上とし、競争力のある割安銘柄を抽出する狙いです。
※スクリーニング結果は日々変動します。投資の最終決定は、ご自身で判断されるようお願いします。
株マップ・my株のヘルプに書いてない裏ワザ
このコーナーでは、株マップやmy株に頂いたお問い合わせや開発者による、ひと工夫すると便利な裏ワザをご紹介します!(不定期)
<質問>出来高の急増した銘柄を見つけたい。
<回答>my株のスクリーニングでできます。(プレミアム会員向け項目を使います)
<詳しいやり方>
my株>スクリーニング>詳細検索
・項目:企業規模 > 25日平均売買代金(百万円)で、平均売買代金を指定します。例えば、1億円以上であれば、最小値=100を指定。
・項目:テクニカル > 当日/平均売買代金※で最小値=1を指定。また、「表示順」の優先順位1に指定します(降順)。
上記で当日の売買代金が25日平均売買代金に対して大きく膨らんでいる銘柄を抽出できます!当日/平均売買代金の値が大きいほど出来高が急増している銘柄になります。
※ゲスト、無料会員は項目制限があるため対応しておりません。
※スクリーニング結果は日々変動します。投資の最終決定は、ご自身で判断されるようお願いします。
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株マップ活用特集
株マップ.comにはコンテンツを使いこなすための活用特集があります。
連載となっていますが、目次がありますので見たい内容だけでも閲覧できます。
今回は「第24回:【デイトレ株マップ活用特集(2)】日足もデイトレに「使える」情報が満載!(1)」をご紹介します。
前回は「デイトレ株マップ.com」で日中足チャートを分析するために使えるツール群を紹介したが、デイトレードで使うチャートは日中足だけではない。通常の日足チャートにも、当日のデイトレードに使える情報が多く含まれている。今回はそうしたツールを紹介したい。
■ピボットシグナル銘柄
デイトレ株マップで最も人気が高いのがこのコンテンツ「ピボットシグナル銘柄」だ。ピボットとは、前日の日足のローソク足の形をベースに当日の支持線(b1,b2)と抵抗線(s1,s2)の水準を予測する指標だ。詳しい計算方法はこちらを参考にして欲しい。
基本は、前日終値よりもある程度株価が下がっていれば支持線に触れるので買い、上がっていれば抵抗線に触れるので売り、という逆張りの指標となる。
▶ 続きはこちらから
※「株マップ.com」タイトル右の電球マークから「株マップ活用特集」ページを閲覧できます。
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今月も最後までお読みいただきありがとうございました。
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