※記事中のリンクについては配信当時ではなく、最新データとなっております。
目次
今こそ米国株より日本株の理由とは?
株式市場は、米国の物価(インフレ)とそれに伴う金利上昇が株価にとって大きな逆風になっています。
米国では、直近のFOMCを受けて、政策金利の上昇ペースと幅が高くなる見通しが示されました。その結果、景気や企業業績も減速が見込まれるため、株価の下落基調が続いています。以下は、S&P500の週足チャートです。(9月28日時点)
今後は、金利上昇を受けた景気や企業業績の動向により敏感になっていくと思いますが、米国株については、本格的に回復するには時間を要するのではないでしょうか。
一方で、日本株に関しては、米国株よりも魅力があると考えます。
理由として、米国は金利上昇が株価の下落要因となっていますが、日本の金利は低いままです(それが良いか悪いかは別として)。したがって、株価の下落要因とはなっていません。
また、円安が大幅に進んでいることは、相対的に日本株が割安になる要因となります。
円安については、日米の金利差拡大や日本の貿易赤字拡大など、円安の要因がありますので、更に進んでもおかしくはありません。ただ、日米の物価の差がここまで開いたことを考えると、行き過ぎている感はあります。
日本全体のトータルで見れば、円安は企業業績にとってプラスになります。また、インバウンドについても規制緩和と円安効果で大きな需要増が見込まれます。
日銀による為替介入については、行き過ぎた円安を止める効果はあると思いますが、大きく円高に修正するほどの影響力はないと考えます。
現在、株価の下落が激しくなっていますので、既に投資している人にとっては、株式市場を見るのも嫌になる状況だと思います。株価がいつ下げ止まるかを予想するのは難しいですが、これから本格化する決算発表や株価の割安性等も見ながら、長期的には有望な銘柄を拾っていくチャンスになると思います。
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今回は円安と株価の関係性、配当利回りに着目します。
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