この記事は2022年3月25日に配信されたメールマガジンを再掲載したものです。
※記事中のリンクについては配信当時ではなく、最新データとなっております。

不安の中の株価上昇にどう対応する?円安に注目!

3月の株式市場ですが、ウクライナでの戦争が始まり、上旬は株価が大きく下落しました。その後、想定以上のロシアの苦戦もあり停戦への期待が高まりつつあるのか、ここにきて株価は反発に転じています。日経平均は今回の安値からは3,000円程度反発しています。
ウクライナの状況は引き続き予断を許しませんので、リスクは高い状況です。ただ、インフレが進む中で、相場に参加しないのも一つのリスクと意識されているのかもしれません。

その中で、今回は円安に注目したいと思います。
従来は、リスクオフの相場では、為替は円高に振れるのが通例でしたが、今回は大きく円安に動いています。米国の金利上昇(今後の見通しも含む)が大きな要因です。

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日本株にとって、従来は「円安=株高」という関係がありましたが、以前に比べてその関係は薄くなっていると思います。製造業の海外進出が進んだこと、円安による輸入コスト増大による収益へのマイナスでメリットが相殺されてしまうことなどが挙げられます。
とはいえ、海外で収益を多く上げている企業にとっては、円安は収益に追い風となります。

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これを見ると過去1週間では、鉱業、非鉄金属、卸売業、鉄鋼、保険業、輸送用機器、電気機器といった業種が上昇しています。金属価格の上昇もありますが、円安が外需関連銘柄の上昇に寄与していると言えそうです。(3/25時点)

今回は、円安メリットが大きく、3月末を睨んだ高配当利回りの銘柄に注目します。

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海外売上高比率の高い銘柄は円安メリットが大きいと考えました。予想配当利回りなどと合わせて絞り込んでいます。

▶ 円安メリットを享受する高配当株

 ・海外売上高比率(%):50 以上
 ・今期予想配当利回り(%):3以上
 ・今期予想PER(倍):15以下
 ・時価総額(億円):500以上
 ・並び替え:my株総合スコア降順

※スクリーニング結果は日々変動します。投資の最終決定は、ご自身で判断されるようお願いします。

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株マップ活用特集

株マップ.comにはコンテンツを使いこなすための活用特集があります。
連載となっていますが、目次がありますので見たい内容だけでも閲覧できます。

前回は遺伝的アルゴリズム診断の見方について説明したが、診断の結果が使えるかどうかは、以下のポイントで判断できると考える。

 1.株価の動きに対して、遺伝的で売買した結果が明らかに上回っているか。(同じような動きをしているようなら、ずっと保有していても大して変わらない。)
 2.売買回数が極端に少なくないか。2年間で2,3度しか買いが発生しないようなケースでは、信頼度が高いとは言いがたい。
 3.平均経過日数が長すぎないか。平均経過日数が100日を超えるようなら、もはや、ずっと保有するのとほとんど変わらない。(平均経過日数は診断結果の表に表示される。)

▶ 続きはこちらから

※「株マップ.com」タイトル右の電球マークから「株マップ活用特集」ページを閲覧できます。

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4/4からの東証市場区分再編がいよいよ目前に迫ってきましたね。
個人投資家や株価へは下記が影響すると考えられます。保有銘柄や検討中の銘柄について、チェックが必要かもしれません。
 ・TOPIXが変わる
 ・コーポレートガバナンスが改善される
 ・株主優待を廃止する企業が増えるかも

今月も最後までお読みいただきありがとうございました。

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