※記事中のリンクについては配信当時ではなく、最新データとなっております。
金利上昇で景気後退?それでも日本株魅力の理由とは?
世界的なインフレの進行を受けた米国の金利上昇は、世界の金融市場に混乱要素となっています。ここに来て、米国の金利は短期金利が長期金利を上回る、いわゆる「逆イールド」の状態となっています。これは今後景気後退局面が訪れるシグナルとも言われます。
一喜一憂する米国株と同様に、日本株も一進一退の状況ですが、今後を考えたいと思います。
まず、以下のチャートではコロナ直前から現在までのTOPIXを、円ベースとドル換算ベースで比較しています。
※2022/7/25時点
円ベースでは比較的高値圏にとどまっていますが、ドル換算で見ると、直近で最高値から25%程度の下落となっています。
海外の投資家から見れば、円安のトレンドが続く限りは、日本株にも手を出しづらい状況だと思います。しかし、円安もピークが近いと考えると、円安頭打ちと同時に日本株の割安感も注目されるのではと予想します。
ちなみに今、ニューヨークで普通に昼ご飯を食べると、一人3,000円超えは当たり前といったニュース等を目にします。円安と物価高が要因ですが、日本は物価が上がったといってもまだまだ安く、インバウンドも株式も日本は安いことが徐々に表面化するのではないかと思います。
最後に、懸念される景気悪化については、ある程度は避けられないと思います。しかし、金利上昇を主因としたものであるため、景気悪化で物価も落ち着いてくれば、金利上昇も収まり、景気悪化もある程度制御ができるのではと期待します。また、株式市場は景気悪化時が後から見れば、買い時になるということも過去の分析から分かっています。
my株 厳選スクリーニング
今回は、景気悪化に強い銘柄を抽出します。もし本格的に景気悪化が進むと、本当に強い企業が相対的に有利になります。
具体的には、企業の競争力や市場シェアや体力を表す収益性、時価総額の高い会社で、今期の業績も好調な会社を抽出します。
・収益性スコア:900以上
・業績(本決算)スコア:900以上
・時価総額(億円):1000以上
・並び替え: my株総合スコア 降順
シンプルな条件ではありますが、いわゆる優良株、強い会社が選別されていると思います。
この条件で、my株のスクリーニングバックテストを行った結果が以下です。この様に長期で見ると、非常に良好な結果となっています。
※スクリーニング結果は日々変動します。投資の最終決定は、ご自身で判断されるようお願いします。
my株・株マップYouTube【公式】チャンネルより
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株マップ活用特集
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今回は「第21回:銘柄管理スペース「マイ銘柄」の賢い活用方法!(前編)」をご紹介します。
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今回は株マップ.com会員だけが使うことのできる「管理する」機能、マイ銘柄について2回に分けて解説したい。
株マップ.com会員としてログインした後の銘柄基本情報ページには、「この銘柄をマイ銘柄に登録する」というリンクが現れる。こちらをクリックすることで、銘柄管理スペースである「マイ銘柄」に自分の好きな銘柄を登録し、その後の分析用にクリップすることが可能だ。
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